よくある質問
- 臨床家として患者様に接していると「やせても歩行時・走行時に足の痛みがある」
という方もいらっしゃいます。重さが原因だとしたらお相撲さんは歩くのも痛くて大変なのか?
以上の事から「重さ=原因」と断定するのは苦しい部分があります。
体重に悪しき要因があるとしたら、体重増加によって
・代謝機能の低下
・運動量の低下
・内科系の問題
この三点が生じ、運動量を低下せざるを得ない状況に陥り、体力等が減少し ちょっとしたストレス等で負担になってしまうという考え方はできます。
従って、「体重=重さ」が直接の痛みの 原因という考え方よりも、当研究所では「体重の変化≒体型(姿勢)の変化」ととらえ対策を講じています。
⇒具体的な対策に関してはこちら - 年をとったら全ての人が、痛みなどで歩行が困難になるのでしょうか?
極端な例で考えると、60歳以上の方で30歳代の方より遥かに力が弱くとも、痛くなく、長時間歩ける方は大勢います。またご高齢で「膝や股関節等」に痛みがあり、歩く事が辛かった方でも1時間以上歩けるようになった方は大勢います。よってもし「老い・加齢」が原因だとしたら「良くなりませんので関節を新しくとり変えましょう」という話になりやすいですね。
また、小学校低学年のスポーツをしていない方で外反母趾や腰痛等の方も結構いらっしゃいます。外反母趾
は親指がくの字に変位している状態ですが、この外反母趾の変位や痛みは老化が原因なのでしょうか?
よって必ずしも「加齢・老い」が症状の要因とは限らないと思います。
当研究所では症状はストレスを受けた「期間と程度」によって発症すると考えます。
⇒そのストレスとはコンセプト参照 - この点に関しては、筋力や柔軟性が低下する要因・原因を探る事が大切で、その上で筋トレや柔軟体操を
個人に合わせたプランでする事が重要と思います。
単純に「筋力がないから鍛える」または「固いから柔らかくする」という対処的なアプローチは危険と 思います。
それは、当研究所にお越しになる方で、1時間~2時間で症状が変化し歩行しやすく、走りやすくなる方がいらっしゃいます。この短時間で筋力が上がるのは考えづらく、むしろ「筋力はあったが発揮しづらい」状態にあったと考える事が適切と思います。
その筋力を発揮しやすい環境(入谷式足底板)を作ってから筋力トレーニングや柔軟性の向上に努めるとより良い結果が得られると思います。
⇒入谷式足底板についてはこちら
- 主に、張り、こり、歩き難さ、動き辛さ、疲れ易さなどの不調に効果が期待できます。
また、不調が体重や運動不足が原因だとしたら、動きやすさが変わり活動量が増えてくれれば、色々な問題が解決方向に向かう事も期待できますね。
足からの働き研究所についてのページ下部の
「当研究所でサポートさせて頂ける状態の例」をご参照ください。 - 入谷式足底板を入れてきつくなく履ける靴であること、もしくは中敷きが入っていてはずせる靴に作ります。
はずれない場合は、ワンサイズ大きいものにします。
迷う場合はお手持ちの靴を複数ご持参下さい。 - 基本的に入れ替える事は可能です。
しかし、形やサイズが全く違う靴に対しては入らない場合がございますので
御相談下さい。 - 入谷式足底板は、使用頻度が高い方が効果を発揮しやすいです。
最もよく履く、たくさん歩く靴に作るのが効果的です。
室内でご使用になりたい場合は、入谷式足底板対応の室内履きを御紹介いたします。 - 御身体の状態は変化していきます。
よってそのお身体の状態に合わせて常に良い状態にいて頂くためです。
-
●太っている事が原因と言われたのですが…
-
●膝や股関節の痛みが「歳のせいや、老化」が原因と言われたのですが…
-
●「膝や股関節」の「歩行時や走行時」における痛みの原因が筋力低下や柔軟性が低下したから痛みがでた
と言われたのですが…
-
●どんな症状に効果がありますか?
-
●どんな靴にでも作れますか?
-
●1枚を複数の靴に入れて使えますか?
-
●どの靴に作ればいいでしょうか?
-
●なぜ調整するのですか?
当研究所の考え
歩行での痛みやスポーツ障害で多くみられる足の痛みの原因に関して
Ⅰ 予防と症状(スポーツ障害も含む)に対するポイント
当研究所は、症状を抱えている方や今後のための「予防」をお考えの方を対象にしています。
そこで、予防と症状(歩行時 足の痛みやスポーツ障害等も含む)に関して、ポイントになるのは下記の三点です。
・予防の開始時期=障害・症状の対応開始時期
・予防の具体策 =障害・症状への具体策
さらに「予防医学」とは 「病気の原因の除去および発病前の予防を目的とする医学の一分野」です。 と言う事は、状態の悪化を来す「原因の除去・改善」が予防には必要ということなので、 「症状がある動きづらい身体」を「動きやすく」する対策も予防対象と同じ部分があるという事が言えます。
Ⅱ 予防と症状(歩行時や走行時等の足の痛みや、スポーツ障害を含む)の変容を実現するためには
当研究所では歩行時・走行時やスポーツ障害における足の痛みの原因の一つは、足から崩れた姿勢に「ストレス」が加わり「悪しき動き方≒動きのくせの一種」による負担が増大した事が最も重要と思います。 |
|||
その事によって生じた「動きのくせ」、例えば身体が傾いて歩く・O脚、X脚等でその程度がひどかったり、長期間この状態でいる事、さらにこの状態でスポーツ等で高負荷をかける事によって歩行時の足の痛みやスポーツ障害が発生してしまうと考えます。
その「悪しき動き方≒動きのくせの一種」の基は足の状態が大きく関与していると考えます。
そして「悪しき動き方≒動きのくせの一種」を呈している期間と程度や負荷量(スポーツ等)によって症状やスポーツ障害が発症し、発症する時期も「期間(年齢)や程度(運動量)」によって個人差が生じると思います。また個人の特徴によっても発症するタイミングに違いが出ると思います。
・ストレスの程度と量 →痛みなどの症状は、年齢は関係なく若年者でも発症、 スポーツ障害等 の足の痛みもしかり。
・様々な問題の根底には「ストレス≒悪しき動き方≒動きのくせ」がある。
・「悪しき動き方≒動きのくせの一種」の根源の重要なポイントの一つは 「足の状態(格好)」にあると考えます。
Ⅲ 予防の開始時期=障害・症状の対応開始時期
上記の「動き・歩行のくせ(O脚・X脚・身体が傾く等)」は早い方で4~5歳程度から生じることもあると思います。従って年齢に関係なく 体に様々な問題が発生します。
よって 開始時期は 「いつ」というのは出来るだけ早期にと思いますが、症状がなかったり身体に問題なかったりすると「予防する事」がなかなかしにくいです。
スポーツ等をしているとストレスの量が多くなりやすいので若年者でも症状は発症しやすいのですが…
以上から歩行やスポーツでの足の痛み等の症状が出たらなるべく早期にご相談頂けるといいと思います。
追記
身体を使う仕事でスポーツ選手以外にも沢山の方が仕事で身体を痛めやすいと思いますので、
仕事をストレスをかけない状態でしていただくために入谷式足底板をお勧めします。